ライオンズクラブとは?
世界最大の奉仕団体 ライオンズクラブ
■LIONSの意味は?
「Liberty Intelligenve Our Nation’s Safety」
自由を守り、知性を重んじて、われわれの国の安全をはかる
世界の平和を守るために、選ばれた者の集いを意味しています。
上記の頭文字を並べたものが「LIONS」、これがライオンズクラブのスローガンとなっています。
■設立の歴史と目的
ライオンズクラブは、200を超える国と地域におよそ5万のクラブ、140万人の会員を擁する世界最大の奉仕団体です。
1917年にアメリカ・シカゴ市で『メルビン・ジョーンズ氏』により創設され,わが国では1952年に東京において最初のクラブが結成されました。
以来、次々と国内各地にクラブが誕生し、2023年5月末現在、2,808クラブ、10万人余の会員が所属しています。LIONSの名前は、強さ・勇気・忠誠・生命活動の象徴であるライオンに由来しています。
その言葉のとおり、会員はすべて「われわれは知性を高め、友愛と相互理解の精神を養い、平和と自由を守り、社会奉仕に精進する」のライオンズの誓いを立て、「We Serve(われわれは奉仕する)」をモットーに、よりよい社会の実現を目指して、環境、文化、青少年の教育、健康、福祉などの多方面で、人道奉仕活動を続けています。
ライオンズクラブの目的は?
■ライオンズクラブ国際協会の目的
目的1 世界の人びとの間に相互理解の精神をつちかい発展させる。
目的2 よい施政とよい公民の原則を高揚する。
目的3 地域社会の生活、文化、福祉および公徳心の向上に積極的に関心を示す。
目的4 友情・親善・相互理解のきずなによってクラブ間の融和をはかる。
目的5 一般に関心のあるすべての問題を自由に討論できる場を設ける。ただし、政党・宗派の問題をクラブ会員は討論してはならない。
目的6 奉仕の心を持つ人びとが個人の経済的報酬なしに社会に奉仕するようはげまし、また、商業、工業、専門職業、公共事業及び個人事業の能率化ははかり、道徳的水準をさらに高める。
国連が1945年に組織されたとき、ライオンズクラブ国際協会は多くの分野で重要な役割を果たし、1947年以来、国連・経済社会理事会に対して、非政府団体の一つとしてライオンズクラブ国際協会が顧問的立場にあります。
また、盲人その他視力障がい者への援助は、1925年の年次大会で、ヘレン・ケラー女史が盲人のための援助を訴えて以来、長年の間、ライオンズにとって主要な奉仕活動となっており、発展途上国の子供の失明を防ぐための病院建設等大きな成果を上げております。
奉仕活動は、社会が必要とする全方位にわたり、地球環境問題改善、献血・骨髄バンクへの協力、献眼・献腎など臓器移植、薬物乱用防止、スポーツ奨励等の青少年健全育成、高齢者福祉、身しょう者福祉、救急救命士育成・災害ネットワーク形成等災害に対する緊急対策、発展途上国への小学校建設等の国際貢献等々、行政の手が及ばない分野にも、過去の経験にとらわれず、次々とタイムリーな活動をしております。
ライオンズクラブの活動について
■奉仕活動「アクティビティ」
ライオンズクラブでは、奉仕活動のことをアクティビティと呼びます。日本のライオンズクラブは1952年の誕生以来、時代のニーズに合ったさまざまなアクティビティを展開してきました。
ライオンズクラブの各メンバーは、目を見張るような熱意で地域のニーズを見つけ出し、その声に耳を傾け、解決のために足を運びます。
私たちはただの観察者ではなく、奉仕の方法を研究し、実践しています。
奉仕活動「アクティビティ」は、単なる活動ではありません。
これは、私たちが心を込めて行う奉仕の行為、共感と 愛に満ちた活動です。
この「アクティビティ」こそが、ライオンズクラブの魂であり、私たちの奉仕の特色です。
■単なる寄付活動以上の、深い社会奉仕を追及しています。
ライオンズクラブはただの社交クラブでも、単なる寄付団体でも、慈善団体でもありません。
私たちは、地域と世界を変える力を内に秘めた、国際的な社会奉仕団体です。
日々の生活、職場、人間関係の中で繰り広げられる小さな奉仕が、クラブ全体の連帯と協力によって、計り知れない影響をもたらします。
そして、同じ地域に複数のクラブが存在するとき、私たちは競い合うのではなく、力を合わせることで、さらに大きな意義を生み出します。
私たちは、押し付けがましい善意ではなく、共感を通じて人びとと共に活動しています。一人ひとりの力が集まり、無限の可能性を生み出しながら、支え合い、高め合える、温かいクラブなのです。
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