2019-3-5 真砂地区『植樹祭』で大汗!

3月 5日(火) 新潟市西区真砂3丁目の砂浜で

真砂地区コミュニティー協議会様のお誘いで『植樹祭』に

参加させて頂きました。

当日は皆様の日頃の行いが良かったのか、

空は雲一つない快晴。

海岸端というのに身体を押し付ける風もない

まさに『植樹祭日和』と声に出したくなるほどの

良い天候に朝早いにもかかわらず皆さんの足取りが軽い様子。

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各人、ご持参のショベルを持って集合したのですが

結局使い勝手の良い『移植ごて』を先方様が用意してくれてましたので

その移植ごてで作業開始。

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植樹には【真砂小学校 4年生】も参加しておりました。

まず初めに、

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『スマイル!にいがた』

新潟地域振興局 農林振興局 森林施設課

長谷川様より朝のご挨拶。

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続いて、

新潟市真砂小学校区コミュニティー協議会

生活環境部会長 根本様

より、海岸に近い住民の海風の被害例や

防風林の大切さなどをわかりやすく説明して頂きました。

驚いたことが、海風によって飛ばされた『砂』が家の中まで入って

部屋の中が汚れてしまう事です。風が強いときは海岸端から離れたところにも

同じような被害が出るそうです。

防風林の大切さを再認識させられました。

まずは、農林振興局の皆様より植樹のやり方の説明を受け、

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作業の注意点や必ず守ってほしいことなど

小学生、大人。みんなが植樹を成功させようという気持ち中

【見て】【聞いて】農林振興局の皆様の説明に集中しました。

一通りの説明を受けたのち、作業をするため各場所へ移動。

新潟ライオンズクラブの皆さんも雲一つない空の下、

何年後、何十年後。大きく群生する松林を胸に描き

夢中に作業に取り組ました。

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皆さん久しぶりの【砂いじり】で作業がはかどり

私たちのノルマの植樹はあっという間にこなしてしまいました。

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作業中に好奇心満載の新潟ライオンズクラブ会員は

職員様に質問のマシンガン。

今回の植樹に使う松は【黒松】とのこと。

しかし、1種類の黒松ではなく、2種類の黒松を交互に植えているとのことでした。

1.【新潟産 普通の黒松】

2.【静岡産 エース黒松】

文字数は同じ名ですが大きな違いがあるそうです。

【エース黒松】

昨今、海岸端の松が次々伐採されていました。

そして、山に目を向けると紅葉の時期ではないのに

茶色に染まる箇所が見えました。

【マツクイムシの食害により松に侵入した線虫の仕業】

【松枯病】です。

エース黒松は、ある程度の苗になると樹皮の一部を削り

【マツクイムシに媒介する線虫】を”わざと”注入します。

線虫を注入された黒松は次々と枯れていきます。

しかし、その中で生き残った黒松、

つまり、抵抗性を持った黒松をエース黒松として流通しているのです。

価格も通常の黒松に比べると約10倍の価格で取引されているとのことです。

他にも砂浜だったはずの上にビッチリ木っ端が敷き詰められているのか。

それは、植樹を行う場所にあった雑木の処理のためその場から持ち出して

処分費をかけることなくその場で植樹できる状態にするため粉砕して木っ端にし

敷き詰めているそうです。

この【敷き詰め木っ端】にはほかの効果もあり、

乾燥しやすい砂地の保湿効果、光をさえぎることで雑草の抑制効果も

見込めるそうです。

植樹が無事終わり、日常行動で動かすことのない身体の部位をまんべんなく

使った今回の植樹祭。

天候は良かったもののまだ春始まりで少し肌寒い日でしたが

額にほんのり汗がにじむ奉仕活動でした。

地域のためになったのは確かだが、

なにより、

会員皆さんの充実感が上まったのではないかと思うほど

達成感のある活動でした。

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最後に、

真砂3丁目自治会長 立石様より感謝の言葉を頂き、本日終了。

駐車場へ向かう帰り際の会員の会話を耳にしました。

『またやりたいね。』

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